立川の歯医者「立川北デンタルオフィス」の症例・お知らせ一覧をご紹介するページです

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感染根管治療の成功と抜髄の成功が一度にわかる症例

嬉しかった話。

勤務医時代。2010年に下手なCRをした12番が、翌年抜髄になり落胆していた。私も多くの歯科医師もまだ、マイクロスコープも拡大ルーペすらしていなかった時代。

根管充填をしてレジンコアを立てて、保険の硬質レジン前装冠を補綴した。

4年前に11,21番の前歯2本をe.max Crownに再補綴する機会がありました。その時のレントゲンが左。根尖に大きな透過像が認められる。感染根管治療を行い、ややオーバー気味に根管充填をして、ファイバーコアを立ててe.max Crownを補綴した。

右側が今日12番脱離時のレントゲン。有難い事に11番の根尖病巣は消失し、骨添加されている。残念なのが、遠心のセラミックマージン。若干接着性レジンセメントが飛んだのか、マージンがレスなのか。申し訳ない気持ちです。が、根尖は健康を取り戻しました!

そして脱離した12番の根尖も健全なレントゲン像。虫歯にもなっていなかったので、根管治療はせずに長めにファイバーコアを立て直しました。

10年前。ブラキサーで体格もよい方。保険治療でマイクロスコープやルーペが無くても、きちんとした規格で診療すれば良い経過が得られる事を知りました。

今は、マイクロもルーペもありますし、そもそもVPTと歯肉縁下形成で歯髄を保存出来たかもしれません。

ひとつひとつ着実にできる事を増やして、一本でも多く歯と神経を保存したいと思います。とても学べた症例でした。また次に活かします!ありがとうございます。

診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください!

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治療費(税込)

保険治療

リスク・副作用

術者の優れた知識と技術が必要とされる。患者の治療に対するモチベーションと、メンテナンス意識が不可欠。

監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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