立川の歯医者「立川北デンタルオフィス」の症例・お知らせ一覧をご紹介するページです

3年前に右下46番の中隔穿孔が塞がらず、近心根だけ抜根したがブリッジにはせず無理は承知で延長ポンティック的な単冠補綴をしました。このようなケースでも10年保存できる場合もありますが、1年半もたず歯根破折により抜歯となりました。

そもそも遠心根単冠補綴にする上で次はインプラントのお話もしており、どうしても手前の右下45番をセラミックインレーのまま保存していこうと2人で話し合って決めていました。

やって損したと感じないように、正規のインプラント料金から使用年数に応じてお値引きをしたり付加処置代をサービスさせていただいたりしてフォローさせていただいております。

そして昨日、フルジルコニアクラウンのインプラント上部構造をスクリュー固定で装着しました。骨や歯肉とも強固で安定性の高いインプラント治療ができました。今度こそ、目指せ20年！30年！生涯フォローできたら嬉しいです。

今回は穿孔や歯根破折で度重なる予後不良となり最終的には抜歯となりましたが、多くの場合根管治療中即抜歯の選択となったと思います。そのまますぐインプラントという選択肢もありますが、TKDOでは「抜歯は敗北」と考えており患者さんに保存的治療を選択肢として与えられるならダメ元で提案はしています。残せる場合も、残せない場合もあります。

選択肢があることや、トライすることに価値を見出していただける方には最適な歯科医院だと思います。反対に、ただ早く終わりたいならそれもできますが我々の真骨頂ではありません。

みなさんにとって価値観はそれぞれあると思いますが、なるべくご希望に添えるようにこれからも頑張ります。毎回上手くいくわけではないので、悔しくも辛い想いをさせてしまうこともあり無力感を感じます。しかし、戦わずして負けを選ぶのは自然科学者として身も蓋もないように感じます。戦わせていただければ、我々は戦います。

抜歯の後のことも、未来のことも考えて診療します。トライさせていただきありがとうございました。

診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください！

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監修者情報

櫻田 博雅　
立川北デンタルオフィス　院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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