立川の歯医者「立川北デンタルオフィス」の症例・お知らせ一覧をご紹介するページです

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歯科医師が知ってる大切な話

ようやく読破。バーティカルプレパレーション上巻。我々歯科医師は、大学で歯の削り方の初歩を教えて貰います。アプデしない人はその知識のままなんとなーく歯を削っているのかもしれません。

その歯と歯周組織によって、理想的な歯のカタチは異なります!理想的な形成のデザインの規格を知っているかどうかはとても重要です。一辺倒では出来もマチマチ。さらに、デザインが上手いかどうか。セラミストの腕なども加味されて、セラミック治療が上手い歯科医師か、それ以外かに2分されます。

VPのメリット
①審美性向上
②支台歯高径増加による保持力向上
③セラミックのより高い洗浄性
④すでに形成された支台歯又はう蝕でもフィニッシュラインを延長できる
・支台歯高径は4mm以上必要(resistance area:sinless area)
・過蓋咬合の補綴は難しい
・支台歯高径は、縁下にマージン設定することで増加させられる(VFLP)
・VFLPはジンジタージ(形成時歯肉掻爬 キュレッタージプレパレーション)→軸面傾斜角補正と審美性獲得
・高径短い場合はショルダーで、他はシャンファー、軸壁角度は6°で歯肉縁下1mm
・オーバーハングすると歯周炎になる
・VFL(垂直的フィニッシュライン)は、70°以上。可視化は困難。技工士がマージン深さを決定。

行田先生の歯肉縁下形成、青島先生の歯肉縁下形成、BTAテクニックなどを学んだ後にB.O.P.Tを学びました。共通点も多い。

歯周組織に対する考え方と、治療仕方、最終補綴装置の規格が少しずつ異なる。

根分岐部が露出してしまうような補綴にはBTAが向いてると思った。VPは形成量が厚いので生活歯で歯軸補正には向いてないと感じた。青島先生の、圧排糸が入る所の上端までを形成限界にするのはとても良いと再確認。しかし、歯周形成外科的なアプローチが必要ならその前にやっておくべき。補綴だけでフィニッシュするにはリスクや限界があるから、tissue managementも必須。

少しずつ頭の中がまとまってきました。形成は遠山先生得意だから、色々な形成の利点欠点など聞いてみたいと思いました。

イケてない歯科医師は、脱離や破折の一番の原因を歯科技工士だと逆ギレし、石膏盛るのが下手だと歯科助手に嫌味を言って、患者のせいにします。

本来は、形成デザインの規格とその再現性や、接着の規格や精度、噛み合わせやパラファンクション(食いしばりや歯軋り)、印象や模型つくりの精度に問題があります。勿論、困難な症例もありますし、全てが我々歯科医師の責任とは言えませんが腕やコストによるものも大きいと言えます。ケチケチ短時間で良い作品が出来る訳ないです。保険ブン回し医院なんて千円カットで髪切ってるのと同じ。同じ床屋や美容院でもピンキリありますよね。

やはり歯科治療は自費診療に特化している医院に受診した方が絶対に良いですね!

明日から再開。診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください!

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監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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