立川の歯医者「立川北デンタルオフィス」の症例・お知らせ一覧をご紹介するページです

おはようございます！今日はOsseointegration Japan2023が東京開催です。去年は祇園祭の日に盆地京都開催で汗汗汗といった感じでしたが、今年は神田開催助かります。

ここ最近インプラント熱高いので、またインプラントの勉強を二日間して参ります。

プロビジョナル【仮歯】について、理解が浅かったのですが倉田先生と町田二郎先生のお陰でかなり解像度高く理解しましたのでシェアします。

👑PVRのポイント
🗝️スクリュー固定（単独歯）
　PEEKアバットの径が5mmと太いので大臼歯以外は4mm程度まで削る方が理想的な骨縁下形態を作ることができる
⚠️骨縁下深い埋入で、太いと骨に当たってしまい入りきらないことがある
　・前歯は特に口蓋側が厚くなると舌感が悪くなるため薄めに。患者が気にして舌で押すようになるとインテグレーションが壊れる
・7番は舌圧でロストする可能性があるので、即時荷重はしないが、補綴前にPVRに置き換える事でISQ値が上がる
・Peekとレジンは化学的に結合しないのでレジンがつく部位はアンダーカットをつける
それ以外は歯肉の治癒を妨げないように鏡面研磨（下5mmは削らない）
・PVR adjの際、レジン填入には必ずラバーダムかシリコンテープで保護　レジン迷入を防ぐ
余剰レジンは早めに除去し、硬化後咬合調整してから外して研磨。その間は、補填材が迷入しないようHAをつけておく。
・スクリューは手締め（15〜20N）シリコンテープを入れて光硬化型の仮封材で埋める

🍄即時荷重時セメンティングする場合
Peek Abuttmentに🍄木の子型のPVRをハードセメントで付ける
林先生は4w,他は6w以降でISQ値が取れたら、PVR咬合面から穴開けて、Subcritical contourとCritical contourを付与する
天然歯とプロビ連結はしない。天然歯の揺れがインプラントに伝わるとよくない。その場合中間欠損部インプラントは即時荷重せず、抱え込まないようにあまり強く当たらない程度にポンティック基底部を調整する。PVRが抱え込むと歯肉がレスになるのでバットジョイントや浮いた基底面がよい。

個人的には、アクセスホールにはガス滅菌した発泡スチロールボールを入れエバダインという光硬化型仮封剤で手締めしています。ボンディングしてないので仮封もsolidに一塊で一瞬で取れるし発泡スチロールボールは弾力があり壁に密着するため余計な漏洩もなくこれもまたすぐ取り除けます。最終補綴装置装着後1週間様子を見てから、増し締めして最後はダイレクトボンディング的に封鎖します。

仮歯１つとっても繊細で精密な規格が欠かせません。神は細部に宿ります。低侵襲て美しく機能的なインプラントを成功させるための努力を続けます。

診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください！

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監修者情報

櫻田 博雅　
立川北デンタルオフィス　院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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