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日高豊彦先生による「骨造成と骨造成材料の臨床知見」ダイジェスト

口歯科インプラントの最適な治療結果のために
🔴インプラント成功の基準は個々の骨内インプラントに適応され
・テスト時にインプラントが機能荷重下にあること
調査中のすべてのインプラントを評価すること
・動揺度評価のゴールドスタンダードは現在存在しないので、行った方法を説明しなければならない
・骨の減少を測定するX線写真は,基準点と角度を明確にした歯根尖周囲の画像であること

🔴成功基準の決定要素
①治療結果は患者と歯科医師双方が、機能と審美性において満足する補綴がインプラントにより支持されなければならない
②インプラントに起因する痛み、不快症状、知覚変化または感染がないこと
③臨床的にテストされるとき、個々のインプラントに動揺が無いこと
④平均垂直骨減少は,機能させた初年度以降毎年0.2mm未満であること

Pathological consideration
■病理学的には、生体は異物に対し吸収、食食,融解、器質化、彼包という処理をする。
骨補填材、チタン製インプラントに対しては主に被包が行われる

🦴間葉系細胞→分化
繊維芽細胞→繊維で被包:骨造成、インプラント治療では失敗
骨芽細胞→骨で被包:骨造成、インプラント治療では成功→生体としては異物排除機能という考え方で同じ事

骨補填材への生体反応でできた骨は、刺激に対し応答しているだけで病理学的には炎症。骨補填材という刺激がなくなれば、造成した骨はなくなると考えられる。しかし、次にインプラントが存在することにより骨が維持できる可能性はある。

・21番即時埋入:GAPに自家骨入れ 4mm縁下 歯肉下がってきた
・歯根吸収した乳歯抜歯後NonGraft埋入→何故か頬側薄くなってる
・4前歯ORTH後即時埋入 変わらない 抜歯後Bio-0ss(吸収しない)
・病理では被包でしか治らない
・吸収してなくなると困る→非吸収性骨補填材がいい
・Ipに必要な周囲組織と審美性のために必要な周囲組織は異なる
・炎症=オッセオインテグレーション
・軟組織が永続的 硬組織の方が吸収されるので、審美性は軟組織が重要
・過補償なほど軟組織を必ず入れる
・GBRの1番の欠点はボリュームより大きくメンブレンひく必要がある
・ブロック骨は術野は増えるが広く拡げる必要ない


ボーンミルよりもスクレーパーの方ががいい
➡️ 細胞生存率が有意に高く、BMP-2のmRNAタンパク質発現量が有意に高い
・スクレーパー➡️小規模な水平増大、インプラント周囲骨欠損、開窓、同時インプラント埋入時の裂開型欠損、小規模な上頭洞底上術
➡️ 同術野で採取可能で、皮質骨を粉砕する手間が省けて、デコルチケーションも同時に行える。清潔、簡単、安全、出血少ない。術野は拡げないといけなくて採取料は少ない。

ブロック骨よりチゼルとピエゾを使用して採取した自家骨移植片の方が細胞生存率が有意→ →微細なカット =骨量が得られる ピエゾトームチップによる切削は、マイクロバーによる切削よりも術部の視界が良好→良好な止血効果【キャビテーション効果 】

BONEJECT➡️ウシの骨由来 1100°で焼成したハイドロキシアパタイト粒子
ウシの真皮由来 2%アテロコラーゲンのリン酸緩衝溶液


人工骨のが自家骨よりサバイバルレートは良い
DBBM(脱タンパクウシ骨ミネラル)
大粒のが厚み取れる
小粒のが新生骨得られる
Bio-0ssは6年吸収されない
補填材入れなくても骨はできる論文➡️骨しかない空間に血液あれば骨になる

①HA(合成)➡️アパセラム-AX、ネオボーン、カルシタイト、オステオグラフトSD
②HA(合成)+B-TCP ➡️セラタイト 一部吸収
③В-TCP➡️オスフェリン(テルフィール)、セラソルブ、アローボーンβ-デンタル 1~2年で吸収
④炭酸アパタイト➡️サイトランス グラニュール 2年で吸収
⑤リン酸オクタカルシウムボナーク 1年で吸収

骨造成を成功させるために
1️⃣骨芽細胞の供給
既存骨からの骨芽細胞と移植骨に生き残った骨芽細胞
2️⃣血管網の再形成
緻密骨の血管の侵入しやすい構造
組織液の拡散により栄養を受けやすい形態
【海面骨とリン酸カルシウム系】

いつかピエゾも買おうと思う日が来るのかか?と思いながら拝聴してました。勉強になりました!

診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください!

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監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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