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教授の講演素晴らしかったです

今回のOJで櫻田的に圧倒的一番面白かった講演内容だったのが、東京医科歯科大学インプラント科の丸川恵理子 教授「骨造成・顎骨再生治療の変遷と今後の展望」でした!ダイジェストを

臨床使用可能な骨形成性タンパク質BMP
➡️BMPは間葉系幹細胞を刺激し、軟骨細胞や骨芽細胞系に分化させる独自の能力を有する成長因子
成長因子BMP-2を用いた骨再生
理論上めちゃくちゃ骨出来るはずが臨床では半分程度

1️⃣rhBMP-2
2️⃣rhBMP-7
高濃度では副作用・高額に
低濃度BMPでも有効な材料開発が必要
DDSやScaffordの重要性

PPPで有意に骨形成促進
➡️PRPは基本的に細胞増殖を増加するが、増殖因子の分化を止めている。PRPは骨にならない細胞まで全て増やしてる。PPPは、血管誘導促進。骨分化を促進はせず骨形成促進(FGFと似ててBMPとは異なる)

抜歯窩外側→骨芽細胞が劣勢 PPPで有意に骨形成促進
抜歯窩内側→骨芽細胞が優勢 PRP/PRFで骨形成促進

増殖⇔分化 適量重要
フィブリン(足場)の効果もあり

多くの症例では骨補填材だけでは不十分で、現段階では自家骨採取はまだ必要。
移植後の咬めるまで半年〜1年以上要するので骨再生を速くさせたい。培養よりも、濃縮よりも、少量自家骨を加えることが最も安価で安全で確実。

少量でも自家骨入れてあげる
・可能な限り創部は造成部一か所に
・なるべく下顎体より上顎結節を使用
・なるべく腸骨より腰骨を使用

B-TCP/Collagen複合体(テルプラグを用いた骨再生)

早期吸収性骨補填材料
①リフィット濃度は、アパタイト80wt%コラーゲン20 wt% (自家骨の組成に近似)
➡️ 骨幅がやや狭くなる傾向 新生骨形成量が最も多く、骨形成速度最速
②Bio-0ssCollagenは、アパタイト90wt%でコラーゲン10wt%
➡️ RFよりも骨幅が保たれる傾向にあるが骨形成速度はRFに劣る

長期吸收性骨補填材料
①APACERAM-AX 無機成分:アパタイト(低結晶性)➡️骨造成量多いが骨形成量は対照群と変わらない。
②Bio-Oss ®無機成分:アパタイト(ウシ骨)➡️ 骨幅は保たれ、増生量は多いが、新生骨形成量が少ない傾向。対照群と変わらない。ゆっくり骨に置換し材料は吸収傾向?
→Bio-0ssやボーンジェクトは軟組織側は補填材残るが、硬組織側は補填材が見えなくなり骨梁見えることもある

培養は金かかるので、混ぜた方が良い
濃縮BMACが5倍骨出来る
骨髄穿刺液染み込ませたリフィットのが明らかに骨つくる🦴
培養、濃縮より少しの自家骨
ボーンスクレーパー使用 3cc可能
腸骨よりいい
粉砕しないしデコルチケーションも同時🉑
ガイストリッヒのミクロスは前鼻棘から取りやすい
顎堤保存にアパセラムとBio-0ssに良い
リフィット入れた分だけ骨できる
Bio-0ssは内側から骨出来る
アパセラムは材料残る 骨はゆっくりできる?

リフィットは桁違いに早く骨できる
リフィット→β-TCP→炭酸アパタイト

ridge preservation
前歯部ならリフィット単独で骨できる
臼歯は完全閉層 FGFなど使うのはやめた方がいい
BONARCも似てる
テルプラグは臼歯にいい
頬側に詰める
骨膜から骨誘導される
Collagenだけとは思えない骨造成量

さらにBio-Gide糸で固定
DENSAH BURで頬側壁をキープ
欠損大きいとCollagen混ざると高い

散文ですいませんが、とても勉強になりました。ペリオインプラントを扱う歯科医師として、材料を学び知った上で取り扱うことはとても重要です。セミナー演者から習ったやり方を素直にする事は上達する第一歩ですが、疑いを持ち自分の頭で考えて治療選択をしたいと思いました。押し付けられないよう自分の意見を持てるよう勉強します。このバランスが難しい。みんな自分が正しいと思ってるから色んな人の話全部聞いてると訳わからなくなりますが、真実は1つ。やり方は無限。「患者さん」のために診療します。

診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください!

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監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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