立川の歯医者「立川北デンタルオフィス」の症例・お知らせ一覧をご紹介するページです

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Dr.Tomas Linkevičius

ZERO BONE LOSS CONCEPT:Implant-Abutment Junctionを紐解く
Dr.Tomas Linkevičius

面白かったです!ダイジェストを

BoneLossではなく、Bone Growthが見られる方法がZBLC

1️⃣Implant Design
Smooth Surfaceは必要ない
MicroGap connection→全ての Abuttmentは動く→Connus15°がベストなConnical connection
より深く埋入できるし安定する
PS&CC(プラットフォームスイッチングとコニカルコネクション)
深く入るほど細菌量が増える

2️⃣Bilogy
付着歯肉動かないのが重要
垂直性の歯肉の厚みが重要だった【Vertical Tissue Thickness 】
Supracrestal  Tissue attachment(インプラントのBiologic Widthは保護的なメカニズム)→Plaque Zoneの下のAdherence Zone

成熟側遅延埋入の場合【vertical soft tissue thickness】
①Flattening 厚ければ平坦化
②Subcrestal 薄ければ深く埋入Place Deeper→-4mm
③Tent Pole Technic 2mmのHAを連結して縫合すると軟組織が垂直方向に造成
④Vertical Augmentation
Bone Hight12mm以上あるか
軟組織薄いと深く埋入する 出来ない場合
組織は成長し、骨維持されず水平方向内部に軟組織がネック部まで入り込む

⭐️ZBLC FLAP➡️ 頬側にひっくり返したInverted Flap をPappillaに縫合しSST でカスタマイズしたIndividualな Abuttmentを装着➡️Sealing Socket Technique(や即時荷重)で、頬側に移動した歯肉は高さを保ち治癒。SSTやPVRと頬舌的近遠心的歯肉の間は血餅保持により、歯肉再生する。
歯槽堤がnarrowで付着歯肉が少な場合にZBLC FLAPをすればFGGやCTGの必要もないので、低侵襲でオペ回数も減らせて患者負担の少ない素晴らしい治療法だと思いました。

抜歯即時埋入時にこのSSTを応用して骨補填材が溢れないようにしていたのは、まさに私が現在没頭している即時荷重PVRの概念そのものだと思いました。さらにこのSSTのAbuttmentをジルコニアで作るとAbuttmentの上に歯肉が這い上がる像も見せていただき可能性も感じました。

即時埋入の場合、埋入トルクやISQ値が低い時でもSSTはやるのかどうか知りたいと思いました。事前にPVRの概形を製作しておけばISQ70以上で埋入トルクが35N超えた場合、ただのSSTより即時荷重PVR(咬合負荷はさせないとして)を装着した方が歯冠形態も付与できるし、後から別日にPVR作る手間もなくて良いのでは?と思いました。オペ日のチェアタイムは延びるけど、通院は短くなるし見映えもよいからISQ取れるならPVR入れて即時荷重したいなあと思って見てました。

即時埋入時に、トルクやISQを取りに行くならExtraWideShortを選択したいと思いました。プラットフォームスイッチング量も増えるので骨吸収も起こりにくいのでは?と思いましたが彼のYoutubeのarchiveでは太いAnyRidgeを入れている症例もあったので林揚春先生とも同じような考えなんだろうなと思いAgreeしました。

TKDOは超保存型歯科医院ではありますが、どうしても保存出来ない場合や、長期予後を意図した場合、抜歯即時埋入インプラント治療にも力を入れております。Dr.Tomas Linkevičiusのお陰で、新しい知識も増え、自分の治療への自信にもなりました。

土曜の飲み会で一緒になったのに泥酔で話しかけられませんでした。残念すぎる。もっと詳しくレクチャー受けたいと思いました!

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監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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