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解剖学的知識

岩永譲先生の「歯周外科治療と臨床解剖 下顎臼歯部頬側編」面白かったです。川名部大先生のケースも使用されていてニヤニヤ拝読させていただきました。GBRをする場合の減張切開は、顔面動静脈まで切り込むと出血して危ないとの情報背筋冷えました。

TKDOではインプラントをする際にもっぱら下顎臼歯部のGBRはせずに、抜歯即時埋入をしているので安全です。待時埋入であってもリスクをおかしてでも不必要な程骨様組織をつくらず、多少歯冠が長くなったとしても外科的侵襲を最小でおこなう配慮をしています。患者さんは噛める様になりたいだけで、インプラントを入れたいわけでも骨や歯肉を作りたいわけでもありません。我々歯科医師からしたら歯肉や骨がある程経過がよくなると分かっているだけです。

勿論骨様組織がリスク無く簡単に出来るならつくりたいんですけど、結果40%程度吸収してしまうことも考えると中々判断は難しいと思います。一部のスーパー外科の上手いエキスパートにインスパイア受け、無闇に見様見真似でやっても失敗するのが関の山であります。

トライするなら必ずそのリスクをお互い承知の上で、かなりの準備とシミュレーションをし、失敗した時のリカバリーシミュレーションもした上でやるしかないです。

色んな人の話を聞いて、メリットやデメリット、リスクや負担や侵襲、手間やコストを考慮して治療計画は立てたいと思います。

診療ご希望の方は📲0425958118かLINE公式アカウント🛡️にご連絡ください➡️https://page.line.me/836adeyh

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監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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