立川の歯医者「立川北デンタルオフィス」の症例・お知らせ一覧をご紹介するページです

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歯科医師が抜きたくなる厳しい歯でも残す

頑張って通院中の女子高生。「将来やりたいことある?見つからなかったら歯科衛生士になれば?」と伝えました。何故なら若いのにかなり虫歯が多い。大工事を進めています。

右上14番かなりペラペラの残像歯質で、縁上歯質も少ない。感染根管治療は終わりましたが、大ピンチなのでMTM(小矯正)を。

本当は矯正終了まで週二回ワイヤーチェンジして、総額5万円いただいてます。が、相手は女子高生。

そんな時は院長特権でタダでやります。勿論、ボランティアで仕事してるわけではなく通常なら対価をいただきます。

でもこの歯は今救わなければなりません。まだ事の重大さに気がつく年齢でもありません。50%の歯科医院では治療もせず抜歯だったかもしれません。のこり49.9%の歯科医院でもMTMできないなら、できないなりの治療をする。それがフツーです。

子ども食堂があるように、おじさんのお節介で救ってあげたくなる時があるんですよね。全員は救えませんが。未来ある良い子なので、特別にサポートしました。

13,15番の隣在歯は削らずに角ワイヤーを渡し、14番の全周に隔壁を立てる。内部に角ワイヤーベンディングしたフックをCRで固定し、渡したワイヤーにエラスティックワイヤーを結紮。

ワイヤーとフックの距離は移動したい距離に設定し、接したら終了。今回は3mmに設定。若いからか1週間でMTM終了。

ペラペラの残像歯質にマルチファイバーポストを築造。縁下にデザインして、仮歯まで作りました。ちょっと挺出できたと思います。

周囲の歯肉出血も激しかったので、浸麻して電メスで除去止血しました。炭化層が出来ますが、コア(土台)立てて、デザインの際にジンジタージ(わざと歯肉を削って出血促進し治癒力を上げる)的な形成をするので炭化層は消えてなくなります。

2ヶ月くらいこのまま様子を見て、この状況に適応していくのを待とうと思います。

他院では抜歯宣告される歯でも、立川北デンタルオフィスなら残せるかもしれません。諦めたくない前向きに考えてほしい方は立川北デンタルオフィスへどうぞ。

診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください!

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MTMと歯肉縁下形成で、抜歯寸前の歯を救出🚑🏥

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治療内容

マイクロエンド(マイクロスコープ使用歯内療法)

MTMによるエクストルージョン[矯正的挺出]

 

ファイバーアレンジメント[支台築造]

歯肉縁下形成

治療費(税込)

通常なら、ここまでで10〜15万円程度。

リスク・副作用

術者の優れた知識と技術が必要とされる。患者の治療に対するモチベーションと、メンテナンス意識が不可欠。

監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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