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再生療法をアップデート

平田肇先生と稲垣先生が絶賛していた、宮本先生と尾野先生の書籍とIPRTのコース。今年はタイミング合わず行けなかったので、2024年1〜3月京都でセミナー参加させて頂く事になりました。当然、Bibleもゲトりました。二章まで読みましたが、読み易いし内容も面白いです。

「ペリオサージェリー一度ちゃんとまとめて勉強したいんで、どっか行く時誘ってください!」と山根先生に言われてたのを思い出し、彼とTKDO牧元先生と行く事にしました。折角京都行くなら夜も楽しめる仲間が不可欠だと思ってたので、最高のツレが捕まり一安心😆盟友福田先生は、別件でいけず。とても残念。一度は呑みにだけでも来て欲しい笑。

そんな書籍の第二章を読んで、櫻田的フィードバック🎯➡️今までトライしたEMDが満足な治癒に至らなかった理由と改善点

1️⃣歯肉に発赤・腫脹が残っていると,縫合糸により歯肉が切れたり,創傷治癒不全を起こしやすく、歯肉の壊死、乳頭部の陥没などを生じた。初期治療でプラークや歯石の量を減少させ,患部歯肉に炎症所見がない状態まで改善させる必要があった!

2️⃣歯肉が薄い場合や角化歯肉の量が少ない場合は、切開・縫合時に歯肉が裂傷を生じやすく難しくなる。マイクロプレード、マイクロ縫合糸の使用などが必要

3️⃣咬合調整と術後3〜8ヶ月の暫間固定をすべき

4️⃣上顎根分岐部病変3度や水平性骨欠損など非適応症への治療介入

5️⃣減張切開入れ、歯肉弁を歯冠側にオーバーコレクションして縫合することで、上皮の深部増殖を遅らせる(術後3週間PLV未装着で治癒を待つ)

6️⃣追加のFGG(遊離歯肉移植)をしていないcaseが多かったため付着歯肉幅が狭いまま補綴していた

今まで、様々歯周再生療法のセミナー受講したり書籍を読んだりして、トライしてきましたが、上手くいかなかったcaseも何度も直面してきました。今日読んでスッキリしました。オペに臨む前段階が甘かったり、術後管理が甘かったのだと改めて思いました。術式覚えれるだけでは成功しませんね。成功率の高いオペできるように勉強します!

診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください!

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監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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