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舟山先生セミナー開催後書

5/28(日)舟山一成先生「切開縫合 攻略セミナー "Suture or Die"」@当院の₿EAMSセミナールーム
"縫合の魔術師"と呼び声も高い 舟山先生による切開縫合ハンズオンセミナーを開催しました🏥

⭐️一次治癒するための縫合6要素
①バイトサイズ
②刺入角度
③刺入方向
④対称性
⑤刺入感覚
⑥テンションフリー 5g
→切る前のように寄せる。寄せすぎると赤くなる。歯肉乗せない。Openingする力と縫合によるClosingの力を相殺させる。ガーゼで吹いた時に寄せ具合をみる。1番寄せたいところ、開いてほしくない部位から縫合する
inverting❌Everting Suture90°
非対称なバイトサイズは組織内転し炎症
最短距離90°で縫合
歯肉厚みの1.5倍バイトサイズ→歯肉2mm厚さならバイトサイズ3mmずつ、次の縫合は6mm以内間隔。これ以上開くとOpeningする力に負けて裂開する。近過ぎると血液供給下がり組織抵抗性弱まる。

・生食ガーゼでの保湿と洗浄をアシストがやる
(止血効果高い)
・オペの時は1時間毎に麻酔追加

🔴女結び→口蓋[1-1-1女結びで増し締め]、移植歯の固定に有効
🔵English Surgeon's Knot[2-2]→6-0,7-0以上、歯槽粘膜の縫合(縦切開部)
緩ませたくない時は、外科縫合の1発目を2回巻きでなく3回巻きにして強くする
→口蓋縫う時は、3-1-1お勧め

これ前半です。受講者からも本当に大好評でした。様々な外科のセミナー受講した櫻田自身「なぜ講師の言われた通りにオペしたのに、綺麗に治癒しないのだろう?自分やビギナー達には根本的な何か【知識と技術】が欠けているのでは?」と思い、縫合の魔術師と呼ばれる舟山先生に訊いてみました。

舟山先生は勤務していた慶應病院歯科口腔外科の先輩方や、オペの上手さでも有名な奈良先生の下指導を受けていたので「彼らのオペの上手さ説明できる?」と聞くと「できます。一つ一つの処置全てが丁寧で理に適ってます。オペの臨み方から違います。」という事でこのセミナーが爆誕しました。講演に至り更に勉強し直していただいたので、今まで無かったみんなが聞きたい内容でパンパンでした。

一般歯科医師が知らない重要な外科の基礎と真髄が詰まっていて、今なら「このセミナーを受けてから他の歯周外科やインプラントセミナーを受けるべきだ」と断言できます。100本ノックのような縫合練習も大盛況で、縫合の正しいゴールに向けた正確な操作を学びました。下手な者は何故下手かを学び、上手な者が何故上手いかを学べたと思います。

今回募集から20時間で満席、満席後も5人以上お断りしました。すいませんでした。来年も必ず開催します。

舟山先生の心技体と、櫻田のアイデアが混ざり合った良いセミナーになったと思います✨舟山先生ありがとうございました。

  • 舟山先生セミナー開催後書
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監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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