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日本顎咬合学会Day2

今回の日顎、意外と言っては失礼ですが一番面白かったのがレーザーと骨の基礎研究の分野でした。ざっとダイジェスト!

横瀬敏志先生「骨再生療法へのレーザー応用の新展開 Osteoimmunologyと考える 歯髄再生療法への応用」

⭐️骨代謝を見直そう
骨隆起と骨吸収について
Wolffの法則→ “正常にせよ、異常にせよ、骨はそれに加わる力に抵抗するのに最も適した構造を発達させる”
・NASA 無重力で骨粗鬆症になる
・3〜5Yで全身の骨はリモデリングされる
・実際骨は毎日動いてできてるのに概形は変わらない
・へび花火のように骨隆起は下から盛り上がる 
・ラットの足を地面につかなくさせ、大腿骨病理でみると骨粗鬆症になる
・インプラントと骨代謝→MBLした後、骨は添加されることがある→骨は加わる力に適応する
顎骨にIpを通して適切な力が加わってる

Frostの理論→リモデリングが多いと骨がすくなくなりペラペラ無歯顎、モデリングが多いと骨添加され骨隆起→酷いと骨折

骨細胞97% 骨芽細胞1〜2% 破骨細胞1%以下
骨形成抑制因子➡️骨増減の指令は、骨細胞がSclerostinというタンパク質
レーザー生成して行われる

骨添加はメカニカルストレスで起こる➡️メカニカルストレス🟰レーザーで代用できる
・炭酸ガスレーザーでのメラニン除去で、骨添加されて膨らんだ症例→レーザー到達したらなんでもSclerostin抑制して骨添加はされちゃう
・レーザーでDMP1 骨形成促進タンパク質が倍出る→極端な事言えば、寝たきりの人にレーザーあてると歩いたような骨できたら効果的
・抜歯後にもレーザー当てると、骨芽細胞が倍増し、新しい骨も早くできる
・半導体レーザーあて過ぎてロストした症例→
レーザー焼け(TRAP陽性細胞増え吸収)
・歯肉に毎日一定の刺激を与えると、破骨細胞が誘導され骨吸収起こす

櫻田的クエスチョン❓❓
1️⃣インプラント即時埋入ときにレーザーは効果的か?Er-YAGレーザーで歯肉治癒促進、新生骨生成促進
2️⃣埋入後周囲の既存骨にあてていいのか?歯肉越しで良いのか?
3️⃣歯周組織再生療法を行う時は、術後どの頻度でEr-YAGレーザーはあてるべきなのか
4️⃣Osseodeficationとか圧縮された骨は、術後緻密化されたまま保持されるのか。それともWolffの法則に従い元の求められる密度になるのか。本当に骨質は改善されるのか?それとも初期固定だけが良くなるだけなのか

・歯周初期治療できてない歯周組織にレーザーあてても逆効果で、骨吸収促進される
・歯髄に半導体レーザー当てると象牙質形成あがる(Wnt10aが関与)

当院には、半導体レーザーとEr-YAGレーザーがあります。レーザーは歯肉や歯髄の軟組織に優しい。Er-YAGレーザーは、歯の切削(蒸散)や骨内の肉芽組織のデブライトメントにも効果的で歯周外科に使いやすい。それだけでなく骨形成能を上げ促進するが、適量にすべきでレーザー焼けには気をつけます。

レーザー歯学、面白いです。TKDOは、レーザーを使いこなしていきます。診療ご希望の方は0425958118までご連絡ください!

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  • 日本顎咬合学会Day2
監修者情報
監修者情報

櫻田 博雅 
立川北デンタルオフィス 院長

昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。

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