既に満席御礼完売確定ですが、世界を席巻する論文も連発で大物の風格も出てきた若きSuper Dentist小川雄大先生を招きました🌪️歯科界の大谷翔平って感じで、大人気ですね。世界を知り、未来を走る彼にしかできない講演を楽しみにしております。
🔵2025.11.29土 18:30〜21:30
小川雄大先生 Yudai Ogawa D.D.S.
@yudai__ogawa @threee.dent
演題「歯周-インプラント治療 〜硬・軟組織のマネジメントの重要性と現在の知見〜」
会場⚡️立川北デンタルオフィス6階₿EAMSセミナールーム
抄録:
審美領域において天然歯周囲の硬、軟組織を失うことは患者のQOLを低下させることに繋がる。特に歯周病に罹患しており歯周基本治療では改善しない重度の骨欠損に対しては、歯周組織再生療法の発展により、失われた歯槽骨の回復は予知性の高いものになっている。
近年、歯周組織再生療法と歯周形成外科を組み合わせることで、硬組織のみならず軟組織の改善も同時に達成することが可能となりつつある。しかし複数歯に及ぶ水平性骨欠損に対して骨縁上に歯周組織を再建することは不可能とされており、審美領域においてその問題は多くの臨床家にとっての課題であった。昨年、我々はその課題を解決する歯槽骨縁上の歯周組織再建法を提唱した。
一方、欠損に至った部位にインプラント治療を行う際、重度な硬、軟組織の欠損を有する症例に遭遇することは少なくない。その際にインプラント周囲の硬・軟組織のマネージメントは必須であり、GBRやCTG、FGGなどを正確な術式・手技で、また適切なタイミングで行うことが良好な結果に繋がると考えている。
本発表では、前半では天然歯周囲の硬、軟組織マネージメントについて、歯周組織再生療法、歯周形成外科ならびにそのコンビネーション法と我々が報告した術式について解説する。また後半ではインプラント周囲の硬、軟組織マネージメントについての術式選択とその手技の勘所等について、多くの文献とともに、症例写真、手術動画を提示させていただき、ご供覧いただきたい。
またクローズ勉強会だからこそ歯科医師としてのキャリア形成やマインドセット、世界と日本の歯科についてもディスカッションできたらと思う。
小川雄大先生
【御略歴】
2014年 東京歯科大学 卒業
〜2018年 慶應義塾大学 歯科・口腔外科
浜松ペリオインプラントセンター 石川歯科
U Dental Office 恵比寿 院長
小川歯科医院 理事
東京科学大学 歯周病学講座 客員講師
慶應義塾大学 歯科・口腔外科 共同研究員
東京歯科大学 組織・発生学講座
【所属・資格】
日本歯周病学会 認定医
日本口腔外科学会 認定医
Academy of Osseointegration Active member
THREEE.主宰
ITIメンバー
櫻田 博雅
立川北デンタルオフィス 院長
昭和大学大学歯学部を卒業し、その後都内歯科医院勤務を経て2011年に立川北デンタルオフィスを開業する。
「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、天然歯を残す可能性を日々研鑽し追及している。